ジャンク基板から外したYAS505の再利用 [電子工作]
まずは取り外しですが半田吸取り器で半田を吸取り、ドライバでこぜながら徐々に外していきました。半田が100%完全に吸取りできないための苦肉の策です。
回路的にはヤフオクでぽちったノイズフィルター(TDKのZMG2206-11)を前段に接続しノイズ対策をしてYAS505を接続するという単純な回路です。
基板上の配置を考えましたが、利用しようとしている両面基板が6cm幅と言うこともあり並べると下の写真のような感じになりました。
ギリギリだと11cm位ですが、若干余裕を見て11.5cmで切断しました。
部品配置に基づき穴を開けていきます。ピンの太さが違うのでドリルのサイズを変えながら作業しました。
パターンを罫書し、Pカッターで銅伯を削って基板上のパターンを作っていきます。
この状態ではACラインのショートが恐いので約2mmの幅で銅伯を剥がしました。
各パーツを半田付けした状態です。
部品の載った面はこんな感じです。
ACを接続しテスターで電圧を測ってみました。5.06Vです。優秀ですね。
過電流保護回路もYAS505は内蔵していますので安心して使えるかな。
5V1Aの電源の完成です。
PICやちょっとした実験などに有効活用できそうです。
ジャンクも活用してやらないとただのゴミになってしまいますから、いろいろ考えて使ってやりましょうね。
平面実装LEDで遊ぶ(その2) [電子工作]
平面実装LEDで遊ぶ(その2)です。
100均のランタン(小)を何個か手に入れてきました。実はヤフオクで豆電球のE10口金を手に入れたのでその口金に基板をセットしLEDランタンに仕立て上げる計画です。
このような口金です。
今回は2個入り(2in1)の平面実装LEDを使います。
豆粒みたいなLEDに4本足があるのが分かりますか?ちょっと長さがずれているのも厄介です。
Pカッターで1.5cm×3cm位の基板にパターンを作ります。
このような感じで作りました。
半田付けするとこんな感じになります。今回はNiH電池3本ですから47Ωのチップ抵抗を使いました。1608のチップ抵抗は小さい・・・・ピンセット大活躍です。
ここまでくれば後は口金の配線を残すのみです。片方はリードを半田付けし口金に半田で固定します。反対側は基板と口金を直接半田付けしました。+側を配線して完了です。
違う方向からのアングルです。
両面に半田付けしている様子が分かるようにもう一枚。
電球代わりですから今回は本体側の改造は一切ありません。そのままソケットに取り付けるだけです。
光の拡散筒を被せるといい感じで光ってくれます。計算上では10時間程度連続点灯可能なはずですが、これは実験してみないと分かりませんね。
同じパターンの基板を2枚作ったので第1作が3(×2)灯の両面でしたので2作目は4(×2)灯の両面にすることにします。パターン的にはできる設計です。
1作目と同じ手順で製作していきました。慣れてくると要領も分かり作業効率UPです。
簡単に2作目が完了しました。
まだまだ、頂いたLEDがあるのでいろいろ遊ばないといけませんね。有効活用してやら無いとパーツに失礼ですからね。
平面実装LEDで遊んでみる [電子工作]
いろいろ遊んではいるのですが、なかなかブログが書けません。
3月は一つも書かずに済んでしまいました。
3月31日に播磨町公民館でKpro2の小物製作会があり平面実装LEDを使ったランタン(照明)の製作会がありました。
平面実装ということでピンセットを100均で入手、両面基板を削るためにPカッターをホームセンターで、ステンレス定規を100均で、カッティングマット(A4)も100均で手に入れて同じく100均のケースに収めて参加しました。
両面基板を罫書してPカッターでパターンを切り半田付けをするのですが、初めてのことで結構手間取ってしまいました。
製作会の様子はこんな感じでした。
その時作ったランタン用の三角柱です。5V設計ですので130Ωの抵抗が直列に繋がっています。1面5個で3面で15個です。電源に接続し電流を測定すると233mAでした。
当日は点灯確認と電流値を測定して終了です。帰ってから光源の拡散用にいろいろ試していましたが、和紙が一番柔らかくなるように感じました。100均の蝋燭ランタンの筒はこんな感じです。
トイレットペーパーの筒はこんな感じです。紙のほうが柔らかい感じに見えます。
翌日(4月1日)何かいいものがないかと100均に行ったらランタン(小)なる物がありました。単3電池3本でSW付です。このランタンに昨日作成したLEDの三角柱を収めることにしました。電球ソケットを外し三角柱が収まるようにソケット部分をやすりで加工しました。配線をし直ししてこんな感じで収まりましたよ。右上に見えている金色の物が取り外した豆電球のソケットです。
我が家の一番薄暗いところで点灯試験です。白色ダイオードの光を拡散させるために和紙が筒の大きさで入れてあります。結構明るく見えます。5V設計で4.5Vですから暗くなるかなと思っていましたがそんなことは無いようです。
豆電球ソケットが余ったので、こちらも有効活用しましょう。単2電池2本の懐中電灯の豆電球と交換してLEDライトにしてやります。9.5mm角で基板を切り出し真ん中に罫書してPカッターでパターンを作ります。と言っても真ん中に1本線を入れるだけですが。LED2個を半田付けし、ソケットに-側を半田付け、+側を芯側に半田付けして完了です。
懐中電灯に収めてみました。かなり使い古しの電池ですが結構明るく光っています。
製作会でたくさん平面実装LEDを頂いてきたのでいろいろ遊べそうです。
Pカッターでパターン作成方法にも慣れてきたのでいろいろ試してみましょう。
コメットCHF-10を車に設置 [無線 アンテナ]
これで、HF移動ができるかななんて思うだけにはしないように頑張らないといけませんね。
アンテナ基台はヤフオクで手に入れました。常時設置しておくのはちょっと恐いですね。
車体のヒンジが曲がってしまうと悲惨です。基台はこんな感じで取り付けました。
アンテナの設置状況はこんな感じです。1Kg弱のアンテナですが、風を受けるとかなりの荷重がかかりそうです。
CHF-10の心臓部、コイルをバンドごとにローレットビスで付け替えです。微調整は上部エレメントで調整します。
さて、性能はどんなものかな?説明書ではVSWR1.5以下となっていますが期待は薄ですね。
設置状況が上のような感じですから期待はできません。
FG-01で各バンドのVSWRを調べてみました。上部エレメントは最短状態から5cm毎に印をつけ上から1・・・・9で付番しました。これで次回も調整しやすいようにメモっておきます。
まずは3.5MHzからです。
よく下がっています。上部エレメントは9+です。
エレメントを1まで縮めると3.8MHz付近に同調します。
次は7MHzですが期待したほど下がりませんでした。
エレメント長2で同調点は7.05MHz付近ですが、VSWRは1.9とよくありません。
エレメント長1で7.14MHz付近に同調しました。
10MHzです。エレメント長1です。
ゆったりしたカーブですがVSWRは2.3と下がっていません。
アースの関係なのかな。下がりませんね。
14MHzです。エレメント長1です。
エレメント長2.5で14.08MHzあたりに同調しました。
このバンドもVSWR1.9とあまりよくありません。
ゆったりしたカーブでVSWRさえ下がれば文句なしですが。
18MHzです。エレメント長2.5で18.08MHzあたりに同調です。
VSWRは1.8ともう一つですね。
21MHzです。エレメント長6で21.1MHzあたりに同調。VSWRも1.4でまずまずかな。
バンド幅2MHzなので、1.5以下で400K幅くらいは大丈夫かな。
24MHzです。エレメント長3+α。いい感じで下がっています。
しばらく電源を入れっぱなしにしていたのでFG-01の電源電圧がかなり下がってきました。
大食いだそうです。このアンテナアナライザ・・・
28MHzです。エレメント長7です。28.2MHzあたりに同調です。
VSWR2以下で考えると広い範囲をカバーしているのですが・・・
50MHzです。エレメント長は5です。中心は50.5MHzあたりに同調です。
VSWRは1.2で1.5以下で2M幅いけそうです。
FG-01の電池の電圧は11.7Vまで下がってきました。
アースがしっかり取れていない(と言うか取っていない。)のでこんな物なのでしょうか。
3.5、21、24、28、50MHzは使えそうですが、7~18MHzはATUを入れたほうがよさそうです。
マグネットシートのアースを取り付けてもう一度調べないといけません。
買うか、作るか悩みましょう。100均で部品は揃うようですが、最近、銅箔テープが100均に無くなっているようです。FT-77やTS-660でも積んでおいて、太陽電池とバッテリーで車に負荷をかけないシステムを構築します。どちらも10W運用ですから20Ahのバッテリで数時間は運用できるでしょう。
上記の結果からすればTS-660専用にしたほうが良いかもしれませんね。
下のバンドはロングワイヤ+ATUで運用したほうがいいのかなと思ったりします。
UV-3R Mk2 & UV-100 [無線機]
UV-3Rのシリーズもいろんなバージョンが出ていますね。UV-X4なんていうのもあるようです。
中身はほとんど同じで少し外観が違ったり、アンテナがシングルバンド2本付いていたものがデュアルバンドアンテナになったり電源がUSBケーブル対応になったりと少しずつ変化がありましたが、UV-3R Mk2は表示部がデュアルバンド表示に変更になりました。
http://www.uv3r.com/にいろんな情報があります。
各シリーズの違いを表にしてくれているサイトもあるようです。
http://www.uv3r.com/images/UV-3R_Differences.xlsにあります。情報提供してくださいとのことです。参考までにその表をプリントスクリーンでキャプチャしました。
いろんな種類がありますね。私は初期のUV-3Rですがメニューが18あるので後期のバージョンですね。海外へ行ったときに連絡用にと購入しましたが一緒に行動しましたので使用することはありませんでした。アンテナもシングル2本でバンドごとに変えなければならないのは手間でした。
青色と迷彩色を購入しました。
今回はヤフオクで買ってしまいました。UV-100とUV-3RMk2をほぼ同時期に落札しましたが同日ではなかったのでEMSで2個になってしまいました。今回は中国は北京からでしたので送料のほうが高かったです。前回は発送から到着まで5日間かかりました。土日をはさんだせいもあったと思います。今回は3日間で届きました。追跡の画面です。
届いた荷物です。
裏は荷物番号と発送先のスタンプがあります。
届いた物を開け、2つ並べてみました。
左がUV-3RMk2、右がUV-100です。
UV-100はUV-3Rのモデルチェンジですが、外観のケースと操作部の押しボタンの形状が変更になっただけの物です。中身は同じようです。
充電器がUSBケーブル対応の充電器になっていました。
でも、型番は同じです。
直付け配線がUSBになっただけということでしょうね。
アンテナはデュアルバンド対応になったのか1本でした。
UV-3RMk2も充電器がUSBケーブル対応になりアンテナも1本でデュアルバンド対応になっています。
4台並べてみました。
左から
UV-3R迷彩色+430MHzアンテナ
UV-3R青色+144MHzアンテナ
UV-100黒色+デュアルバンドアンテナ
UV-3R黄色+デュアルバンドアンテナ 表示はFMラジオです。RADIOと表示しています。
上の3台はFMラジオは、日本のFMの上のほうしか受信できませんが、UV-3RMk2は拡張されていて全て聞くことができるようです。
もう一枚。今度はUV-3RMk2の表示を2バンド表示で。
これでは見難いので拡大。まず右半分。
2バンド表示は見た目で大きく違いますが、電源を切ると外観はUV-3Rとしか書いてありませんので判断できませんね。
左半分です。
大きさは全く同じようです。そのままケースも交換できそうですね。
分解はつまみのネジを外してつまみを外し裏のネジ2本を外すとできるそうです。
基板はSMAコネクタの半田を外さないといけないようですが。
こうしてみるとおもちゃですね。
#値段もおもちゃの値段ですが。
クリップ・ルーペ付き ハンダコテ台 [電子工作]
クリップ・ルーペ付き ハンダコテ台を購入しました。今までヘッドルーペでレンズを重ねて半田付けしてましたが、目が疲れて大変でした。
何とかいいものがないかと探していたらこんな物がありました。
http://item.rakuten.co.jp/donya/88664/
余り需要が無いのか私が購入してから余り個数は減っていませんね。
箱は上の写真のような物です。ルーペは直径が8.5cmほどあり、想像より使い勝手がよいようです。本体は上の写真の左側がそうです。歯間ブラシの容器を挟んで試してみました。
LEDライトが2灯付いていて手元を明るく照らしてくれます。2灯でも結構明るいですね。
単4電池が3本必要です。
ルーペを通して見ると上のような感じです。半田付けがかなり楽になるかな。
最上部にもう一つ拡大レンズがありますので細かい部分も見やすいですね。
実際に使ってませんのでどうかとは思いますが、結構使えそうに思います。
アンテナアナライザFG-01 [無線 アンテナ]
1/25日にYouKitsのページを見てぽっちってしまったFG-01(アンテナアナライザ)が届きました。
小包扱いではなく普通郵便扱いになるのか、ポストにひっそりと収まっていました。
カナダから届きましたが、今時珍しく手書きです。感動してしまいました。
HamRadioPartsだそうです。ま、そのとおりですが。税等はかかりませんでした。
というか、勝手にポストに放り込んであったのでかかっていないのでしょう。
開けて中身の確認です。
本体と電池ケースが標準ですね。今回は充電電池とチャージャー(オプション)を一緒に頼んだのでちょっと高くなりました。電池は中国製で12V2.2Aと書いてあります。説明書が添付されているのはアメリカと違うところかな。個人輸入してもアメリカからの荷物には説明書が入っていた経験がありません。Webで見ろという事なんだなと思っていました。
本体の大きさは隣の煙草の大きさで比較してください。手のひらサイズです。電池を内蔵するために厚みがあります。これは仕方ないのかな。どこかのブログに液晶が斜めになってると書いてあったけど、斜めについているように見えます。
電池を内蔵するために裏蓋を開けます。皿ビス2本です。
外すと中身はこんな感じです。
電源コネクタ横の白いコネクタに電池を接続します。
電池を接続し電源ONしてみました。
アンテナをつないでいません。表示はこんな感じです。
電源電圧表示は12.6Vです。満充電のようですね。
さて、測定するためにBNCP-MJの変換が必要です。確か手持ちにあったはずと探し始めましたが見当たりません。考えてみたらAPRSのHT接続用に使用していました。
これを外して接続し、測定開始です。
インピーダンスもグラフ表示しますが、50MHz幅で表示させるとグラフが重なってディップ点(同調点)が見にくかったので消しています。
7,14,21,28の4バンドロータリーダイポールを接続して測定してみました。
CF(中心周波数)を25MHzにして表示しています。7,14,21,28のあたりにディップ点があるのが分かりますね。CFを各バンドにして表示させて見ました。
7MHzです。
バンド幅を500KにしてCFを中心周波数にして表示するとこんな感じです。
ちょっとバンド幅が広かったのでかなり急なグラフになっていますね。
21MHzです。
中心は21.250MHz付近のようです。SWRはよく下がっています。
500KHz幅ですが、カバー範囲が広いのでグラフは緩やかですね。
14MHzです。
ちょっと悪いですね。中心で1.5くらいまでしか下がっていません。
28MHzです。中心は29MHzで表示させています。SWR1.5ですね。
2MHz幅で表示させています。中心はおおむね28.5MHz、SWR2.0までの範囲だと29.5MHzまでは大丈夫のようですね。
かなり上のほうでも小さなディップ点があったので調べてみました。
52MHzのあたりですね。さすがに使える範囲ではありませんが、こういった点をすぐに見つけることができるのは便利ですね。
2012年1月の気象 [APRS 気象観測]
1月はさぼってしまいました。
1件しか書いていませんね。
12月後半からAGWPE+UIVIEW32+TM-V71で校正した9K6/1K2のAPRSIGATEを仕立て上げたり、ICOMのリグをコントロールするCI-Vのインターフェースを作成しHRD(HamRadioDeluxe)でコントロールして遊んだりOT+を組み立てたりしていましたが書くのを忘れていました。
このあたりは後ほどじっくり書いていきます。
本題の2012年1月の気象ですが気温は初頭と中旬を除いて最低気温が-を記録しています。
よく冷え込んでいますね。初旬に気温があまりあがらず冬日のような日が1日ありました。
当地方で真冬日はさすがに記録しませんね。
後半は寒気が流れ込み毎日厳しい冷え込みでした。-5度近くまで下がった日もあり出勤時は車が温まるまで体が震える厳しい寒さです。
気圧は前半高めでしたがそれ以降は低めです。雪や雨が降ったあたりは下がっています。
湿度は特に特記することもありませんね。気温が上がれば下がり下がれば上がるという対比です。
空気はよく乾燥しているようで最低湿度が40%近くまで下がった日が数日あります。
風向は北風の日がさすがに多くなっています。風速はそんなに上がっていませんが、風が吹くと骨身に染む風です。体感温度が一気に下がります。
雨量は初旬は雪でした。これは積もりました。時間差で融けたときのものが雨量で記録されています。中旬は雨でした。この時季にしてはよく降ったように思います。後半は雪がちらついて雨量として記録されました。
2011年12月の気象&2011年の気象 [APRS 気象観測]
比地の滝のお堂の屋根掃除 [国見の森]
国見の森公園の駐車場から500mほど西へ歩くと比地の滝があります。
ここのお堂の屋根掃除に行ってきました。
このお堂の傍には幹周り2m位の銀杏の木(雄木)があり、落葉するとあたり一面黄色の葉っぱで埋め尽くされます。この景色もいいのですが、屋根の上の葉っぱが勝手に落ちてくれるわけでもないので毎回奉仕作業をすることになります。屋根の上はこんな感じです。
お堂と比地の滝です。中央に写っているのが銀杏の木です。大きさは分かっていただけるかな。
銀杏の木を下から見るとこんな感じです。紅葉の頃は国見の森の登山道を歩いていると黄色の葉っぱがよく見えます。雄の木なのでぎんなんはなっていません。
比地の滝をオートで撮影です。少し暗かったのでフラッシュが光りました。
フラッシュ無しにしスローシャッターです。水の流れる感じが変わりますね。
お堂の100mほど東に雌の銀杏の木があります。こちらも幹周りが2mほどある大きな木です。
枝にぎんなんが付いているのが分かりますか。鈴なりです。下にもたくさん落ちていました。