コメットCHF-10を車に設置 [無線 アンテナ]
これで、HF移動ができるかななんて思うだけにはしないように頑張らないといけませんね。
アンテナ基台はヤフオクで手に入れました。常時設置しておくのはちょっと恐いですね。
車体のヒンジが曲がってしまうと悲惨です。基台はこんな感じで取り付けました。
アンテナの設置状況はこんな感じです。1Kg弱のアンテナですが、風を受けるとかなりの荷重がかかりそうです。
CHF-10の心臓部、コイルをバンドごとにローレットビスで付け替えです。微調整は上部エレメントで調整します。
さて、性能はどんなものかな?説明書ではVSWR1.5以下となっていますが期待は薄ですね。
設置状況が上のような感じですから期待はできません。
FG-01で各バンドのVSWRを調べてみました。上部エレメントは最短状態から5cm毎に印をつけ上から1・・・・9で付番しました。これで次回も調整しやすいようにメモっておきます。
まずは3.5MHzからです。
よく下がっています。上部エレメントは9+です。
エレメントを1まで縮めると3.8MHz付近に同調します。
次は7MHzですが期待したほど下がりませんでした。
エレメント長2で同調点は7.05MHz付近ですが、VSWRは1.9とよくありません。
エレメント長1で7.14MHz付近に同調しました。
10MHzです。エレメント長1です。
ゆったりしたカーブですがVSWRは2.3と下がっていません。
アースの関係なのかな。下がりませんね。
14MHzです。エレメント長1です。
エレメント長2.5で14.08MHzあたりに同調しました。
このバンドもVSWR1.9とあまりよくありません。
ゆったりしたカーブでVSWRさえ下がれば文句なしですが。
18MHzです。エレメント長2.5で18.08MHzあたりに同調です。
VSWRは1.8ともう一つですね。
21MHzです。エレメント長6で21.1MHzあたりに同調。VSWRも1.4でまずまずかな。
バンド幅2MHzなので、1.5以下で400K幅くらいは大丈夫かな。
24MHzです。エレメント長3+α。いい感じで下がっています。
しばらく電源を入れっぱなしにしていたのでFG-01の電源電圧がかなり下がってきました。
大食いだそうです。このアンテナアナライザ・・・
28MHzです。エレメント長7です。28.2MHzあたりに同調です。
VSWR2以下で考えると広い範囲をカバーしているのですが・・・
50MHzです。エレメント長は5です。中心は50.5MHzあたりに同調です。
VSWRは1.2で1.5以下で2M幅いけそうです。
FG-01の電池の電圧は11.7Vまで下がってきました。
アースがしっかり取れていない(と言うか取っていない。)のでこんな物なのでしょうか。
3.5、21、24、28、50MHzは使えそうですが、7~18MHzはATUを入れたほうがよさそうです。
マグネットシートのアースを取り付けてもう一度調べないといけません。
買うか、作るか悩みましょう。100均で部品は揃うようですが、最近、銅箔テープが100均に無くなっているようです。FT-77やTS-660でも積んでおいて、太陽電池とバッテリーで車に負荷をかけないシステムを構築します。どちらも10W運用ですから20Ahのバッテリで数時間は運用できるでしょう。
上記の結果からすればTS-660専用にしたほうが良いかもしれませんね。
下のバンドはロングワイヤ+ATUで運用したほうがいいのかなと思ったりします。
アンテナアナライザFG-01 [無線 アンテナ]
1/25日にYouKitsのページを見てぽっちってしまったFG-01(アンテナアナライザ)が届きました。
小包扱いではなく普通郵便扱いになるのか、ポストにひっそりと収まっていました。
カナダから届きましたが、今時珍しく手書きです。感動してしまいました。
HamRadioPartsだそうです。ま、そのとおりですが。税等はかかりませんでした。
というか、勝手にポストに放り込んであったのでかかっていないのでしょう。
開けて中身の確認です。
本体と電池ケースが標準ですね。今回は充電電池とチャージャー(オプション)を一緒に頼んだのでちょっと高くなりました。電池は中国製で12V2.2Aと書いてあります。説明書が添付されているのはアメリカと違うところかな。個人輸入してもアメリカからの荷物には説明書が入っていた経験がありません。Webで見ろという事なんだなと思っていました。
本体の大きさは隣の煙草の大きさで比較してください。手のひらサイズです。電池を内蔵するために厚みがあります。これは仕方ないのかな。どこかのブログに液晶が斜めになってると書いてあったけど、斜めについているように見えます。
電池を内蔵するために裏蓋を開けます。皿ビス2本です。
外すと中身はこんな感じです。
電源コネクタ横の白いコネクタに電池を接続します。
電池を接続し電源ONしてみました。
アンテナをつないでいません。表示はこんな感じです。
電源電圧表示は12.6Vです。満充電のようですね。
さて、測定するためにBNCP-MJの変換が必要です。確か手持ちにあったはずと探し始めましたが見当たりません。考えてみたらAPRSのHT接続用に使用していました。
これを外して接続し、測定開始です。
インピーダンスもグラフ表示しますが、50MHz幅で表示させるとグラフが重なってディップ点(同調点)が見にくかったので消しています。
7,14,21,28の4バンドロータリーダイポールを接続して測定してみました。
CF(中心周波数)を25MHzにして表示しています。7,14,21,28のあたりにディップ点があるのが分かりますね。CFを各バンドにして表示させて見ました。
7MHzです。
バンド幅を500KにしてCFを中心周波数にして表示するとこんな感じです。
ちょっとバンド幅が広かったのでかなり急なグラフになっていますね。
21MHzです。
中心は21.250MHz付近のようです。SWRはよく下がっています。
500KHz幅ですが、カバー範囲が広いのでグラフは緩やかですね。
14MHzです。
ちょっと悪いですね。中心で1.5くらいまでしか下がっていません。
28MHzです。中心は29MHzで表示させています。SWR1.5ですね。
2MHz幅で表示させています。中心はおおむね28.5MHz、SWR2.0までの範囲だと29.5MHzまでは大丈夫のようですね。
かなり上のほうでも小さなディップ点があったので調べてみました。
52MHzのあたりですね。さすがに使える範囲ではありませんが、こういった点をすぐに見つけることができるのは便利ですね。
60MHz業務アンテナの改造 [無線 アンテナ]
このアンテナもともとエレメントを伸ばしきると54MHzよりちょっと下まで調整できるようになっていたので10cmほどエレメントを伸ばせばうまく調整できそうです。
ホームセンターでワイヤー用のオーバルスリーブを買ってきてペンチでかしめる事としました。
ホイップアンテナの折損したエレメントを使います。
20cmで切って5cmをオーバルスリーブ2個でペンチで押さえてつなぎます。
2本が完成しました。これを元の状態に戻します。
さて、SWRはどうかとアンテナを仮設置しアンテナアナライザで調べます。
アンテナのエレメントを56MHzあたりに調整固定し測定してみました。アンテナアナライザで測定の結果は下の写真のとおりです。
設置場所で少々調整がずれてもちゃんと伸ばしたり縮めたりすることが出来るので大丈夫でしょう。
うまくいきました。移動で使うのはいつのことになるやら…
アンテナアナライザで遊ぶ [無線 アンテナ]
調べてみると・・・・・・・SWRが悪い。
こんなに悪かったかな?と思いながら考えた。
この同軸50Ωなの?と。
ダミーをつないでアンテナアナライザで調べてみるとZ=72Ω?と表示が出る。
あれれおかしいぞと同軸を調べているとなんと5C2Vだった。
これじゃ下がらないよね。
で、手持ちの3D2Vや5DFBを引っ張り出してきて調べてみた。
53.2MHz付近が中心でSWR1.3と表示が出た。物干しの支柱に2mほどのステンレスパイプをくくりつけただけだから、良く下がっているほうかな。
中心周波数から±1.5MHzほどはSWR1.5まででかなり広く安定している。エレメントを10cmほど足してやればアマチュアバンドをかなりカバーしてくれそうです。エレメントの足し方を考えないといけませんね。
3D2Vをダミーをつないでアンテナアナライザで調べるとSWR1.0の表示。
5DFBはSWR1.1か。ちょっと悪いな。半田付けをミスったかな。ま、問題ない範囲かな。
釣竿アンテナを作ってみようとホームセンターで自在ブッシュを買ってきました。
1本で85山、コイルを85巻できます。釣竿の下の径が約20mmなので85回巻では7MHz間では苦しいかも。
自在ブッシュを両面テープに貼り付けました。幅広なので4本貼り付けることが出来ました。
85回巻いてLCメータで測ってみると約22uHでした。
今日は巻いただけで終了です。28MHzのワイヤーを基本にして(50MHzもギボシ方式でカバーするつもり。)24/21/7をカバー出来ればいいのですが、この径と巻き数では7MHzは苦しいかな。
だめなときは21/24/28/50MHzで考えます。
1.5mほどのモービル用Mコネ付きのヘリカルアンテナの残骸も出てきました。釣竿と1/4ホイップと3本並べてみました。釣竿はコンパクトです。
さて、どうなりますやら。
アンテナの整備 [無線 アンテナ]
今日は6m(50MHz)のアンテナのディレクターのエレメントが台風で折損していた物を修理しました。
地上高7m程の高さなのですが歳を重ねてくると久しぶりに上がると恐い・・・・安全ベルトを締めて上がって体は固定しているのですがなかなか安全ベルトのロープに体が預けられません。ポールから手がなかなか離せず、ちょっとしたことでも手間取ります。
まずは、折損したエレメントの取り外し。これは、ラジエーターの直近のラジエーターですので上がってすぐに取り外せました。
10mmのアルミパイプです。ホームセンターへ走って2mの物を1本購入しました。600円弱でした。115cmしか使わないのですが帯に短し襷に長し・・・・仕方ありませんね。
さて、115cmにアルミパイプを切断しヤスリでバリを取ってエレメントの取り付けです。
取り付け完了です。
アンテナアナライザで調べてみました。まずまずのようです。折損した状態では中心周波数が48MHzあたりになっていたのでまともな状態になったようです。
ついでに、十数年ほったらかしにしていたCOMETのH-422というアンテナを組み立て上げることにしました。V型(バンザイ)と水平どちらにも出来るようになっています。水平型のほうが少しだけ周波数帯域を広く取れるようなので水平タイプで組みました。
地上高1.5m程の給電点でアンテナアナライザで調べてみましたがかなり低いところが中心周波数になるようです。
50MHzのアンテナの上に設置しました。ブームと平行にしました。影響はどうなんでしょう。私はこの方が影響が少ないかなと思いましたが、どうなんでしょうね。
上げてからのアンテナアナライザの測定値です。7MHzがちょっと悪いようですがこれは回りの影響が大きいのかもしれません。21/28MHzはいい数値です。中心周波数はほぼ説明書どおりの結果になっています。
さて、性能はどのくらい発揮してくれるでしょう。いろいろ受信しながら試していきたいと思います。