YagTrackerファームウェアアップデート [YagTracker]
rpc-electronicsのYagTrackerのホームページを久しぶりに覗いたらFirmware - Version 1.45aがアップされていた。マニュアルのファームウェアアップデートのページを見ると今までteratermなどを使ってxmodemでファイルを書き換えなさいとなっていたが、今回はuconがお勧めとして書いてあります
実は、1.44bにアップデートしようとしてteratermで接続してアップデートしようとしてファイルが中途半端に書き換わってしまい数か月使えない状態が続いていたのでした。
いろいろと、xmodem転送ができるプログラムをダウンロードしチャレンジしていたのですが、さっぱり言うことを聞いてくれず諦めかけていたのです。
今回、推奨プログラムということで早速uconをダウンロードしてみました。さて、ここでWin7がいちゃもんをつけてきます。このファイルはほとんどダウンロードされたことがないのでインストールは推奨しませんとのたまうのです。ま、こんなことは無視してダウンロードしてインストールしました。
初期設定で通信速度を115200 baud rateに、 no parity, 8 data bits and 1 stop bitに設定(といっても通信速度以外はそのままでしたが)します。私は専用接続コードを作るのが邪魔くさかったのでブレッドボードで各ピンを接続してつなぎました。
YagTrackerをRS232Cで接続し電源ONします。[boot ldr -]の表示が出てすぐにリターンを入力すると[xmodem]の表示が出ますので、アップデートファイルのあるところを指定します。
ファイルを指定してSendを押すと転送が始まります。上記画面は転送が終了した状態です。
転送が完了するとMobile Setupの画面が自動で立ち上がります。
CallsignがNOCALLになっているので自分のコールサインをセットします。SSIDはちゃんと合ったものにしてください。
StatusTextのところにバージョンが書いてあるのでそれを確認します。
ちゃんと1.45になっていました。
めでたしめでたしです。
YagTrackerで遊んでみた その2 [YagTracker]
先日から試しに車に積んで走っていますが、デジピーターからのエコーが無いことに気づきました。
どうやら、PATHの設定を間違っているようです。ま、デジしなくてもそれなりに軌跡は残っていますから、パケット増殖を考えるとこのままでも良いかと思いますが自分のパケットが確認できないのも寂しいので設定を見直しました。
ついでに、AudioOutのレベル調整もやっておきました。1200Hz、2200Hzそれぞれの信号音が出せますのでこれをモニターしながら設定しました。ちゃんとデジするようになりましたよ。
現状はポータブルナビに輪ゴムで仮固定しただけですので、これでは余りにもまずいと思いホームセンターでマジックテープの高機能粘着シールを買ってきて固定しました。
以前はこんな感じでした。
無線機への接続はこんな感じです。これ1台で1K2と9K6を同時運用です。
前回のレポートでは起動時の画面をレポートしなかったので、その画面を撮影しました。
近くの(といってもどちらも20Km以上離れていますが。)デジの表示です。
マニュアルと苦闘しながらぼちぼち微速前進です。
YagTrackerで遊んでみた [YagTracker]
先日届いたYagTrackerで遊んでみました。インターフェースケーブルを製作し、つないで見たのですがGPSユニットを認識しません。GT-723Fを使用したのですが・・・・このユニット9600bpsなんです。YagTrackerの設定を探してみましたが設定するようなところがありません。4800bpsじゃないとだめなようです。
仕方ないので、ADS-GM1 GPS Receiver を引っ張り出してきました。接続するために中間部の基板にDsub9ピンの基板用コネクタを取り付け配線しました。
YagTrackerの接続部のハウジング内に5Vの3端子電源を組み込んでいます。500mAの小型の物を組み込みました。
GPS用の電源はこれで確保できました。インターフェースケーブルはこんな感じです。ハンディー機で使用する予定ですので2.5と3.5mmのミニプラグで製作しています。これは、VX8Gで9K6と1K2のAPRS運用を1台で実施するためです。変換ケーブルがありますのでこの構成にしました。
机の上でVX5をつないで試してみました。動作はOKのようです。
ここまでで、1日目の動作確認は終了です。
2日目は車に積んでみます。愛車の9K6で運用中のVX8GにYagTrackerを接続しました。
まだ仮置き状態です。固定方法やインターフェースケーブル、GPSのケーブルの引き回しをちゃんとしないといけません。今日、移動時のAPRSの軌跡です。ちゃんとYAGTrackerV1.40と表示していますね。
まだまだ全てを使いこなせていませんが、おいおいレポートしたいと思います。
YagTracker [YagTracker]
CQ誌の11月号で紹介されていたRPC Electronics,LLCのYagTrackerなる物を個人輸入してみました。
注文したのは10月25日です。この時はStockOut(在庫切れ)だとかで品切れでした。「あなたは注文することはできますがバックオーダーになります。」とか書いてありましたがそのうちに届くだろうと注文してしまいました。
さて、それから1ヶ月経った11月26日にまたまたRPC Electronics,LLCのホームページを見ると「品物はできて順番に発送しています。在庫は少々あります。」とか書いてある。もうすぐ届くかなと思っている間に12月になってしまったのです。
やっと届いたようです。日付を見ると11/27日に現地で発送されたようです。2週間弱で届いたことになります。
中身はと言うと、これだけ・・・・納品書と232Cのコネクタ(オス)とハウジングそしてYagTracker本体です。ホームページでは
- Package Includes
- YagTracker APRS Tracker/Terminal
- Matching DB9 Connector/Hood
- Manual on CD-ROM
となっていますが、CD-ROMは付いてきませんでした。ま、ホームページからマニュアルもファームウェアもDLできるのでいいことにしましょう。
さて、工作好きのお決まりで分解してみます。裏蓋に4箇所+ネジがあり、またロータリーエンコーダのつまみを外さないと分解できないようです。
ところが、ここで問題発生です。ロータリーエンコーダ部のつまみの六角レンチが日本の規格の物では合わないのです。1.5mmはぐすぐす・・・2mmは大きくて入らない。どうもインチサイズ規格のようですね。
ここで出てきたのが精密ドライバです。見ると-で1.8mmなんてのがあります。ひょっとしたら使えるかもと試したらビンゴでした。これで緩めることができました。
本体の上に貼り付けて運用できそうですね。配線を引き出して接続するようにしましょう。RS-232Cのコネクタ部分の隙間から引き出せそうです。
後、入っていたのはRS-232Cの9ピンオスコネクタとハウジングでした。
明日は休みなのでじっくり遊んでみます。