YagTrackerファームウェアアップデート [YagTracker]
rpc-electronicsのYagTrackerのホームページを久しぶりに覗いたらFirmware - Version 1.45aがアップされていた。マニュアルのファームウェアアップデートのページを見ると今までteratermなどを使ってxmodemでファイルを書き換えなさいとなっていたが、今回はuconがお勧めとして書いてあります
実は、1.44bにアップデートしようとしてteratermで接続してアップデートしようとしてファイルが中途半端に書き換わってしまい数か月使えない状態が続いていたのでした。
いろいろと、xmodem転送ができるプログラムをダウンロードしチャレンジしていたのですが、さっぱり言うことを聞いてくれず諦めかけていたのです。
今回、推奨プログラムということで早速uconをダウンロードしてみました。さて、ここでWin7がいちゃもんをつけてきます。このファイルはほとんどダウンロードされたことがないのでインストールは推奨しませんとのたまうのです。ま、こんなことは無視してダウンロードしてインストールしました。
初期設定で通信速度を115200 baud rateに、 no parity, 8 data bits and 1 stop bitに設定(といっても通信速度以外はそのままでしたが)します。私は専用接続コードを作るのが邪魔くさかったのでブレッドボードで各ピンを接続してつなぎました。
YagTrackerをRS232Cで接続し電源ONします。[boot ldr -]の表示が出てすぐにリターンを入力すると[xmodem]の表示が出ますので、アップデートファイルのあるところを指定します。
ファイルを指定してSendを押すと転送が始まります。上記画面は転送が終了した状態です。
転送が完了するとMobile Setupの画面が自動で立ち上がります。
CallsignがNOCALLになっているので自分のコールサインをセットします。SSIDはちゃんと合ったものにしてください。
StatusTextのところにバージョンが書いてあるのでそれを確認します。
ちゃんと1.45になっていました。
めでたしめでたしです。
今日は金星の太陽面(日面)通過 [自然]
2012年6月6日、金星が太陽面を通過しました。朝は7時10分過ぎから14時前まで観測できました。朝は角度も浅かったのですが、昼前頃から金星の太陽面通過が終わる頃は天頂近くまでカメラのレンズを向かないといけませんでしたので結構苦しい撮影でした。
今回は、光学30倍ズーム+デジタルズームで撮影してみました。
7時10分過ぎに第一接触で太陽面に金星が入ってきました。左中央の少し下から太陽面に入ってきました。
上の状態ではほとんどわかりませんね。10分ほど経過すると下のようになり、よくわかるようになりました。
もう少し拡大すると下のような感じでした。
7時40分頃には第2接触を終え完全に太陽面に入っています。
これで、第1回目の撮影は終了。医者通いです。終わったのが10時40分頃でした。
この頃から雲が広がり始め、かなりの面積を覆うようになりました。
車で走りながら太陽があたっているポイントで撮影です。
11時過ぎの様子です。太陽も高くなり天頂に近いのでカメラアングルのセットが大変でした。
もう少し拡大撮影したものがこちらです。
帰宅して、昼食後撮影したものがこちらです。
12時30分頃です。雲がかかってます。隙間を狙ったのですが・・・
13時過ぎの撮影です。右下まで下がってきましたね。
もう少し大きく撮影したものがこちら。
13時20分頃です。そろそろ第3接触になりそうですね。
雲がかかったり晴れたり・・・・でも撮影できてよかった。
ここまで来ると分単位で撮影したいですが、かかりっきりも疲れます。
太陽の直射で暑いし眩しいし・・・
ほぼ第3接触です。
時間的には第3接触の時間です。13時30分頃です。
もう少し引っ張って拡大です。
第3接触ですね。第4接触はほとんどわからないので撮影していません。
今年は天体観測目白押しですね。
6月4日の部分月食が曇りで見えなかったのは残念でした。
2012/5/21の日食 [自然]
2012年5月21日は日本の多くの地域で金環日食が観測されましたが、私がいた場所では部分日食で93%の地域でした。
兵庫県姫路市は食の始まりが6:17、最大食が7:30前後、食の終わりが8:53という地域です。
欠け方は太陽の右上方から欠け始め、欠け終わりが左下方に月が抜けていく形になります。
カメラで撮影するのにフィルターが欲しいところですが、手持ちのデジカメはフィルターが取り付けられるようになっていません。
日食メガネを購入し簡易フィルターを自作しました。
光学30倍(500mm相当かな?)で撮影するので円形でなくても画面がけられることはないでしょう。
試しに5/18に太陽を撮影してみました。
こんなものでしょう。
当日(5/21)6:28ごろの太陽です。右上方が欠け始めています。
この時間帯のお空はこんな感じで良く晴れていました。
6:48ごろの太陽です。
7:04ごろの太陽です。
7:20ごろから薄雲が掛かり始めました。これからがメインの時間なのに残念です。
7:21ごろの太陽です。無事見えています。
7:27ごろの太陽です。ほぼ月と重なっていますね。メインの時間ですのでトリミングしています。
7:28ごろの太陽です。そろそろ最大食です。
7:29~7:30ごろの太陽です。最大食ですね。
7:32ごろの太陽です。欠けの方向が変わってきました。
8:02ごろの太陽です。
設定を間違って弄ってしまったようで発色が今までのものと違う感じになってしまいました。
この時間帯の空の様子です。
8:40ごろの太陽です。左下にほぼ抜けていますね。
1週間前の天気予報ではかなり苦しい週間予報で前日も曇の予報でしたが、前日の夕方頃にポイント天気を見ると3時ごろから9時ごろまでは晴れるという予想に変わっていました。
その通りとなり、観測が楽しめました。
次は6/4の部分月食、6/8の金星の日面通過等が続くようです。時間があれば撮影にチャレンジしたいですね。
すずらんが咲きました。 [季節]
Portable Electronic Scale(40kg) [おもちゃ]
楽天市場でこんな物を見つけました。
40kgまで吊り下げて重さを測れる計量器です。クッキングスケールはせいぜい1~2kgですが、このスケールは40kgまで計れるとのことだったのでぽちってしまいました。
お値段は1k弱でした。
メーカー名はWeiHeng(?)型番等は書いてありません。Made In Chinaです。
説明書は英語で印刷の紙1枚のみです。
SWは中央がON/OFF、左がTALE(ゼロ調整)右がUNIT(kg・lb・jin・ozの切替)です。
1kg=2.2lb=2jin=35ozの関係になるそうです。キログラム、ポンド、斤(中国の単位)、オンスですね。
電源ONで自動でゼロスケールにあわせてくれます。
・ TALE短押しで同じくゼロスケール(かご等を吊った後でゼロにするときに使用)
・ TALE長押し(2sec)でWeight lockのON/OFF(L_ONでlock、L_OFでlock解除)
・ 精度は5kgまでが5g、20kgまでが10g、40kgまでが20g
・ UNIT短押しでkg→lb→jin→ozに切替
・ UNIT長押し(2sec)で温度計表示、ON/OFF短押しで計量モードに戻る。
バックライトはブルーです。5secで自動消灯するようです。
電源の重量を計ってみました。
トランス式の電源は重いですね。4.365kgと表示されました。
ま、精度はそれなりでしょう。ちょっとした物を計るときには便利そうです。
APRS.FIの気象データ [APRS 気象観測]
aprs.fiに気象データを送り込んでいますが、どのくらいのデータを保管してくれるんだろうと確認してみました。
データを送り込み始めてから1年が経過しましたので、1年以上前のデータを見てみようとすると・・・・1年分しかデータは残っていないようです。2011年5月2日以降のデータしか表示されませんでした。
せっかくなのでデータを残したいなと思いましたがデータエクスポートツールでは気象データは吐き出せません。どうしようかと悩んだ末に、グラフ表示のhtml画面を「名前をつけて保存」することにしました。
順番に1年分のデータを月間データ(30日)として保存しました。でも、大の月は31日だし、31日でグラフ表示すると非常に荒い表示になる。表示は以下のとおり・・・
30日で表示すると
31日で表示すると
これだけ違うと何ともいえないですね。ちょっとでもデータは有効に残したいので30日単位とし、大の月は1日から31日までのデータと前月末から30日までのデータを保存しました。
ADS-WS1の運用1年経過 [APRS 気象観測]
昨年(2011年)の4月28日にADS-WS1を設置してAPRS気象観測を始めてから1年が経過しました。太陽電池パネルで8Ahの密閉型鉛蓄電池を充電しながら自家発電で1年です。
太陽電池も密閉型鉛蓄電池も健在ですが、無線機は過酷な状況(結露が原因だと思います。)でHT(ハンディー機)が2台壊れました。今考えると昔のIC-2Nのような無線機のほうがこういった利用法には向いていると思います。カスタムチップ使用で周波数をコントロールするような無線機は湿気に弱いとよく分かりました。
気象データはaprs.fiが保存してくれていますから過去のデータを見るときに便利です。グラフは24時間、48時間、1週間、月間(30日)、年間のデータがデフォルトであり、また、期間を好きなように区切って表示させることも可能です。
ただ、表示枠を大きくすればするほどデータが小さく表示される傾向にあるようです。このあたりは仕方ないのでしょうね。
aprs.fiはプログラムのバージョンアップもよく行われているようで、使いやすくなったり使いにくくなったり・・・・しています。
今回(2012/04/28頃)のバージョンアップは気象観測のグラフ関係が変わったようで、グラフ表示にカーソルを持っていくとその日時の数値を表示してくれるようになりました。これは非常に便利になりました。でも、ADS-WS1がアメリカ仕様ですから、温度は華氏表示(摂氏で表示してくれますが、華氏が基準の置換表示です。そのため中途半端な表示となります。)、雨量はインチ表示が基準のmm変換表示です。気圧表示はmbar(hpaじゃないんですね。)です。
1年間はデータを保持してくれるようですね。
年間グラフを表示してみましたが、日平均の表示になるのか最高気温や最低気温は出ませんね。
夏場は35℃オーバーがありましたがこのグラフ上では出てきません。
気圧もこんな感じです。
風速と雨量です。
随時データを送っているわけではないのであくまでも参考程度ですけどね。
DELL Inspiron 1501 の熱暴走 [ノートPC]
ちょっと暖かくなってくるとDELL Inspiron 1501が熱暴走します。勝手にシャットダウンしある程度冷めるまで電源すらONにできません。以前からファンが怪しいと思っていたのですが、思い切って分解することにしました。バッテリー・HDD・DVDドライブ・メモリを外し、底蓋のビスを外し、キーボードの固定用ビスを外して本体基板部をむき出しにしました。
ファンに埃がたまっています。冷却フィンも埃が一杯たまっていました。これでは冷却効率がよい訳がありません。
ファンを外して、刷毛で掃除しながら掃除機で埃を吸い取りました。冷却フィンの部分も刷毛で掃除しながら掃除機で埃を吸い取りました。
これで、しばらく持ってくれるかなと思いましたが、どうやらファンが回転していないようです。送風口から風が出ていません。吸入口にタバコの煙をあててみましたが吸い込んでいません。
根本的に、交換するしかないようです。特殊なファンですから一般流通品を代替にする訳にもいかないようです。
DELLのサポートに電話して部品を送ってもらうしかありませんね。
しばらくは外部送風機的な感じでファンを吸入口の前で回転させて強制送風して延命させましょう。
ジャンクのノートの中に使えそうなものが無いか探して見ましょう。
#愛着があるのでポイするのは忍びないのです。悪あがきしてみましょう。
2012/05/02追記
電源を入れっぱなしにしてランニングテストしています。
ファンは低回転ながら動いているようです。発熱によってファンの回転数をコントロールしているようです。今のところ熱暴走はしておりません。外部からの吸入口の掃除だけでは埃が完全に取れないため分解して掃除しないとだめですね。
ということでファンの交換もせずに済みそうです。真夏にどうなるか・・・・
ノートPCの液晶バックライトの修理 [LCD]
職場の友人からノートPCのディスプレイ(LCDパネル)が見えなくなったので見て欲しいと依頼が来た。
ま、見るくらいならいいかと引き受けて分解する羽目に・・・
どうせ、インバータの故障か冷陰極管の故障だろうと、15.4インチのディスプレイの冷陰極管をネットで探して値段を確認したりしていた。
ちょっと時間が取れたので分解することに。まずは表示部の液晶パネルを外すします。
ビスの目隠しゴムを6個外してビスを緩めディスプレイのフロントパネルケースを外します。精密ドライバで勘合部をこぜながら外していきました。
液晶パネルが出てきました。ここでインバータからの配線コネクタと信号線のコネクタを外し液晶本体を取り外しました。
さて、ここからが本題のLCD本体の分解です。LCDディスプレイの金属カバーをまず取り外します。
冷陰極管の収納部は厳重にカバーしてありますのでここからも金属カバーを順番に外さないといけません。ビスを外し精密ドライバで壊れないようにこぜながら外していきました。
やっと冷陰極管に到達です。プラスチックケースに配線がはめ込んでありますのでこれを外して冷陰極管を取り出しました。
さて、どうなっていたかと言うと黒の配線が接触不良を起こしていたのか冷陰極管の端子部分が炭化しています。使用中に表示がおかしくなった(ちらついたり暗くなったりすることがあったそうです。)時に表示部のケースを叩くと元に戻っていたと言うことですからその頃からだんだんと配線が弱っていったと推測しました。
ゴムのカバーをずらせて端子部分をむき出しにします。炭化した部分を取り除いて半田付けしました。高圧部分なので気を使います。他のところに接触したり、ショートしていないかよく確認します。
ヒシチューブで配線を保護して完了です。
さて、これで点灯するのでしょうか?ちょっと心配ですが、インバータ基板に冷陰極管からのコネクタを接続して点灯試験です。
無事点灯しました。よかったよかった。
さて、これからが大変です。今度はばらした時と逆の手順で液晶パネルを組み立てていきます。冷陰極管は細いので取り扱いに注意しながら元の場所に収めます。反射板兼カバーのコの字型の金属板を戻し、その上に金属のカバーを被せ2重になったところをビスで締め付けて第一段階完了。
LCD全体を固定する金属の四角の金属枠を元に戻してLCDの信号線のコネクタと、冷陰極管からインバータへのコネクタを接続しLCDを仮固定して電源ONしました。
見事に復活です。
最後の仕上げで、仮固定したビスを本固定しディスプレイ部のフロントパネルを元に戻してネジを6箇所締め付けゴムの目隠しを取り付けて修理は完了しました。
今回は断線だけと言うことで簡単に終わりましたが、冷陰極管の交換やインバータの交換などになると部品の手配から始めないといけませんから時間がかかるでしょうね。
今回の作業は分解から半田付け、動作確認、組立で2時間ほどで作業は完了しました。
隣で見ていた同居人は、不思議そうな顔で作業を見ていました。
本人は楽しみながら修理が完了して微笑んでいる姿を周囲から見れば異様な光景なのかもしれませんね。
UV-5Rをぽちっと・・ [無線機]
しかし、この値段で商売になっているのかな?送料込みで5K位で手に入ってしまうと日本のメーカーは勝てませんね。
上海から発送で4日ほどで届きましたが、少し箱が潰れています。EMSで荷物追跡ができますが、北京からの発送に比較すると上海発は素早い様に思います。
中身は以下のような物です。本体と電池、アンテナのトレイが上段に、下段に充電器関係が入っていました。後、マニュアルとストラップが入っています。
本体と電池、アンテナのトレイです。
充電器関係のトレイです。
マニュアルです。英語版のみで日本語版はありません。
YahooGroupsでもUV-3RやUV-5Rの単独のグループがありいろんな情報がやり取りされています。回路図も提供されています。すごいもんです。大きさは煙草と比べてみてください。
筐体はUV-3Rなどに比較するとかなり頑丈な構造になっていると思います。キーボードが付いて直接周波数入力できますし、Voice機能がONだとキー入力を読み上げてくれます。
表示は以下のような表示です。2段表示です。
使用感などは別記事で報告します。